下鴨茶寮のおせち全品目縁起リスト~新年の言祝ぎ~

和おせち 一段「未」干支陶器付(2人前) 32,400 円 (税込) 

重箱のふたをそっと上げれば、朱と白、金と黒。端然と並ぶ口取りの艶、柚子ひと筋ーーー新年に彩りを添える「おせち」について、今回はお話しいたします。

お正月にいただくおせち料理には、一年の始まりにふさわしい、様々な願いと意味が込められています。

世界遺産・下鴨神社の供御所(くごしょ)を預かる下鴨茶寮がしつらえる「おせち」は、一品ずつに願いを宿した言祝ぎ(ことほぎ)を大切に守る、正統派の和おせちです。古くは神饌として供えられた「おせち」。そこに込められた祈りを紐解きます。

下鴨茶寮のおせち2027


 

おせち料理の起源と「祝い肴三種」

おせち料理の始まり---神に供えた「御節供(おせちく)」

和おせち 三段「未」干支陶器付(4~5人前) 58,320 円 (税込)

「おせち」の語源は、平安時代の宮中行事である「節会(せちえ)」に供された「御節供(おせちく)」に遡ります。季節の変わり目である「節句」には、旬の食材を用いた料理が神へ供えられました。節句のお祝いは民間にも広がり、最も重要な節句である「正月」を祝う料理が「おせち料理」と呼ばれるようになりました。

一年間の感謝と豊作を祈り、家族の健康や子孫繁栄など、様々な願いを込めて作られた料理は、保存がきくように濃い味付けがされているのも特徴の一つです。年始に台所仕事の手を休める知恵として受け継がれ、親族が集う祝席の料理としても親しまれてきた「おせち」は、お正月に欠かせない存在となりました。

 

新年を祝う「祝い肴3種」は東西で異なる

和おせち 一段(2人前)17,820 円 (税込) 

おせち料理の中でも、特に欠かせないのが「祝い肴(いわいざかな)3種」です。新しい一年の始まりを寿ぐ(ことほぐ)ための縁起の良い3品ですが、この3品の内容は、地域によって違いがあるのをご存知でしょうか。東西の祝い肴三種で共通する2品は「数の子」「黒豆」です。残る一品は、関東では、田作りが五穀豊穣を願う品として選ばれています。一方、関西では、叩き牛蒡が選ばれます。叩き牛蒡は、地中に深く根を張る牛蒡にちなみ、家の基礎を固め、長寿と安泰を願う意味が込められています。

品目

意味・願い

数の子醤油漬

卵の数が非常に多いことから、「子孫繁栄」を願う縁起物です。

黒豆甘露煮

「まめ」に働き、「まめ」に暮らせるようにとの願いが込められています。

叩き牛蒡(関西)

神饌としての牛蒡料理に由来し、開運と豊作を願う縁起物。根を張ることから家の基礎を固め繁栄を祈ります。

田作り(関東)

昔、豊作の肥料として使われていたことから、「五穀豊穣」を願います。「五万米(ごまめ)」とも呼ばれます。



重箱の一の重の「口取り」

【本店】和おせち 二段+雑煮重(4人前) 108,000 円 (税込)

おせちの重詰めは江戸後期から始まったとされ、料理を重ねることで「福が重なる」「めでたさが重なる」という意味合いが込められているといいます。

明治時代の女性向け雑誌には、おせちの一の重には祝い肴や口取り、二の重には焼きものや煮もの、三の重には酢のものを詰める、といった盛り付け例もみられます。

「口取り」とは、お茶事の最初に出されるお菓子や、祝い席のはじめに出る甘い料理のこと。おもてなしとして、華やかな見た目も重視されました。

おせちの一の重は最も重要な重で、口取りとして縁起の良い甘味のきんとんや伊達巻、祝い肴が詰められます。これが、いわゆる定番おせちのイメージではないでしょうか。

下鴨茶寮のおせちは、伝統的な祝い肴を用いながら、料亭のおもてなしを感じていただけるよう、口取りや祝い肴に加え贅沢なお料理を彩り鮮やかにお詰めしております。

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 下鴨茶寮のおせち2027


 

下鴨茶寮おせち言祝ぎ〈全品目縁起の由来リスト〉

おせちに入る料理は一品ごとに、良い年となるよう年神様への祈りが込められています。おめでたい松竹梅をかたどったものや、語呂合わせなど、祈りの形はさまざま。
お選びいただいたおせちの種類によって、入っている品目は違いますが、元旦にはぜひ、答え合わせをお愉しみください。

 

*一覧リストとあわせて、ひと品一品に込められた言祝ぎをPDFでもご用意しております。元旦の食卓で、一品ごとの言祝ぎをお愉しみいただく際に、ぜひお役立てください。

あ行
読み 品目 縁起の由来
あいおいなます 相生なます 紅白の色合いが「平和」や「祝い事」を象徴し、夫婦がともに長生きする「相生(あいおい)」の願いを込める。
あいがもつみれ・ろーす・くんせい 合鴨つみれ・ロース・燻製 鴨はつがいとなることから「夫婦円満」「家庭円満」「子孫繁栄」の象徴。
あおねぎ 青葱 労を「ねぎ」らい健康を祈る
あつやきたまご 厚焼玉子 卵は「子孫繁栄」を象徴し、黄色は「金運」を願う。
あまえびしおから 甘海老塩辛 海老は「長寿」の象徴。腰が曲がるまで長生きできるように。
あまだいうにやき 甘鯛雲丹焼 「めでたい」に通じる鯛と、雲丹の鮮やかさで「華やかさ」を願う。
あわびうまに 鮑旨煮 「不老長寿」を願う縁起物。長生きの象徴。
いかのしおから いかの塩辛 いかは「一家円満」に通じる縁起の良い食材。
いくらしょうゆづけ いくら醤油漬 魚卵は「子孫繁栄」の象徴。「難を転じる」といわれる南天に見立てて、福を招く願いを込めています。
いせえびぐそくに 伊勢海老具足煮 海老は「長寿」の象徴。伊勢海老は特に「威勢が良い」に通じ、「立身出世」を願う。
いせえびのさかいり 伊勢海老の酒煎り 海老は「長寿」の象徴。伊勢海老の鮮やかな色で「祝い事」を意味する。
いちまつたかなまき 市松高菜巻 市松模様は「子孫繁栄」や「事業拡大」を象徴する縁起の良い柄。
いとがき 糸賀喜 細く長く切った食材は「長寿」や「縁結び」を願う。勝男(かつお)から勝負運の縁起を担ぐ。
うなぎやわたまき 鰻八幡巻 細長い形は「長寿」を、八幡(やわた)の名は「武運長久」を願う。
うにくらげ 雲丹くらげ 「海の恵み」と「豊かさ」を願う。
うめにんじん 梅人参 おめでたい梅の花を模しています。
えびいもに 海老芋煮 海老芋は、子芋がたくさんつくことから「子孫繁栄」の願いを込める。
えびのあまじおに・えびのうまに・えびのしおむし 海老の甘塩煮・海老の旨煮・海老の塩蒸し 海老は「長寿」の象徴。腰が曲がるまで長生きできるように。
か行
読み 品目 縁起の由来
かいせんさらだ 海鮮サラダ 数の子、いか、貝などの縁起の良い海の幸を使い、彩り豊かにサラダ風に仕立てました。
かいせんまつまえづけ 海鮮松前漬 昆布は「喜ぶ(よろこぶ)」、魚介は「豊漁」を願う。
かずのこしょうゆづけ 数の子醤油漬 「ニ親(にしん)」の子、すなわち子孫繁栄を願う縁起物です。
かにあまずづけ かに甘酢漬 かにの赤い身が慶びを表す。「福をかき集める」との願いも。
かにこうらづめ かに甲羅詰め 甲羅に詰めることで「幸せを逃さない」願いを込める。
かぼちゃに 南瓜煮 南瓜(なんきん)と「ん(運)」が二つ付くことから縁起が良いとされます。
かれいさいきょうやき かれい西京焼 鰈はたくさん子を持つことから「子孫繁栄」「商売繁盛」「夫婦和合」の縁起物。
からすみ 唐墨 出世魚のボラの卵巣を塩漬けにしたもので、「子孫繁栄」を願う。奈良時代より高級とされ「富」の象徴。
かんしょれもんに 甘藷レモン煮 鮮やかな黄色が「金運」や「豊かな実り」を象徴。
きくかぶら 菊かぶら 菊の花は不老長寿の象徴であり、邪気を祓う意味を持つ縁起物。
きっこうたけのこ 亀甲筍 亀甲の形は「長寿」の象徴。筍は成長が早いことから「立身出世」を願う。
きぬさや 絹さや 豆は「まめに働く」「健康」の願いを込める。
きぬどうふのおらんだに 絹豆腐のオランダ煮 「真っ白な心」と「清らかさ」を願う。豆腐などを四角く切ったものは「家の土台」を象徴し、「安定」を願う。
ぎゅうひまき 求肥巻 柔らかく粘り気のある求肥は「粘り強さ」や「縁結び」を願う。
きんかんみつに 金柑蜜煮 代々(だいだい)繁栄する、願を込めて。金柑の黄色は「金運」を象徴。
ぎんだらさいきょうやき 銀鱈西京焼 鱈は「たらふく」に通じる縁起物。「豊漁」と「子孫繁栄」を願う。
ぎんだらのにつけ 銀鱈の煮付け 鱈は「たらふく」に通じる縁起物。「豊漁」と「子孫繁栄」を願う。
きんちゃくもち 巾着餅 巾着の形は「金運招福」や「富」を願う。
ぎんなんに 銀杏煮 銀杏は扇形に似ており、「末広がり」の吉兆を意味する。
きんぴらまぐろ きんぴらまぐろ 強く丈夫な食材は「健康」と「活気」を願う。
くりーむちーずみそづけ クリームチーズ味噌漬 濃厚なクリームチーズを神が好むとされる白味噌に漬け込みました。
くりかんろに 栗甘露煮 栗は「勝ち栗」といわれ、運気を高める・豊かさを願う縁起物。
くりきんとん 栗きんとん 黄金色に輝くきんとんは、「金運」や「富」を願う縁起物。
くりぶらんでーづけ 栗ブランデー漬 「金運」や「豊かさ」に「洋の風味」で華やかさを添えて。
くるまえびうまに 車海老旨煮 海老は「長寿」の象徴。腰が曲がるまで長生きできるように。
くるみちりめん くるみちりめん 家庭円満を願うくるみと、子孫繁栄の象徴ちりめんじゃこを合わせた一品。
くるめあめに くるみ飴煮 殻の固さにちなみ、家庭円満と絆の固さを願う縁起物です。
くろあわびうまに 黒鮑旨煮 「不老長寿」を願う縁起物。長生きの象徴。
くろまめかんろに 黒豆甘露煮 「まめに(健康に)働く」の語呂合わせから、「無病息災」を願う。
くろまめまつばさし 黒豆松葉刺し 「まめに働く」の願いに、松葉の「不老長寿」の願いを添える。
くわいかすてら 慈姑かすてら 芽が出ることから「出世」や「向上」を願う。
こうはくかまぼこ 紅白蒲鉾 紅白の蒲鉾は初日の出を表すとされ、慶びと平安を願う縁起物です。赤は「魔除け」、白は「清浄」の意味。
こうはくなます 紅白なます 大根と人参を細く切ることで紅白の「水引」を表現し、「平和」や「祝い事」を願う縁起物。
こうはくなますいくらぞえ 紅白なますいくら添え お祝いの水引を模した紅白なますに、「子孫繁栄」の願いを込めたいくらを添えて華やかに。
こうはくまつかさいか 紅白松笠烏賊 紅白の「祝い事」と、松笠の「長寿」の願いを込める。
こうはくもち 紅白餅 紅白の「祝い事」と、「粘り強さ」を願う。
こだいのこうずづけ 小鯛の香酢漬 鯛は「めでたい」に通じ、「慶び」を象徴。
このわた このわた 干したなまこは別名「キンコ」と呼ばれ、お金が集まるという縁起物。
こぶまき 昆布巻 「喜ぶ(よろこぶ)」の願いと、巻物の形から「学問」や「知恵」を願う。
こもちいか 子持烏賊 卵は「子孫繁栄」の象徴。
こもちこんぶ 子持昆布 昆布は「喜ぶ(よろこぶ)」、卵は「子孫繁栄」を願う。
こもちままかり 子持ままかり 卵は「子孫繁栄」の象徴。ままかりの甘酢漬に魚卵をあわせ、黄金色に仕立てた祝いの一品。
こんぶ 昆布 「喜ぶ(よろこぶ)」の語呂合わせから、「慶び」を象徴。
さ行
読み 品目 縁起の由来
さけこんぶまき 鮭昆布巻 昆布は「喜ぶ(よろこぶ)」、鮭は「出世」や「豊漁」を願う。
さけゆうあんやき 鮭柚庵焼 鮭は「立身出世」や「豊漁」を願う。無病息災を願う柚子の香り高い一品。
さしみいかこがねあえ さしみいか黄金和え 「一家円満」のいかに「子孫繁栄」の魚卵を合わせ、「金運上昇」の黄金色に仕立てた祝いの一品。
さといもに 里芋煮 子芋がたくさんつくことから「子孫繁栄」を願う。
さわらゆうあんやき 鰆柚庵焼 鰆は春を告げる魚であり、「立身出世」を願う。柚子の香りが邪気を払うとされる。
さんさいあさり 山菜あさり 二枚貝に見立てたあさりで、大願成就を祈る縁起物です。
さんどまめに 三度豆煮 年に三度収穫できることから、豊作祈願の縁起物とされています。「まめに働く」願いを込めて。
しいたけうまに(しいたけに) 椎茸旨煮(椎茸煮) 椎茸は、古くから神饌として使われてきた縁起物。笠が成長することから「成長」を願う。
しぶかわぐり 渋皮栗 栗は「勝ち栗」と言われ、実りを象徴します。運気を高める・豊かさを願う縁起物とされています。
しろねぎ 白葱 労を「ねぎ」らい健康を祈る。
しろみそだし 白みそ出汁 白い色は「清浄」を意味する。白みそは神と共に食し一年の恵みを得る雑煮に用いられる神饌。
すっぽんのしぐれに すっぽんの時雨煮 すっぽんは「長寿」と「滋養強壮」の象徴。
すどりみょうが 酢取り茗荷 茗荷は「物忘れ」を防ぎ、「才覚」を増すという願いが込められる。
そば 蕎麦 細く長い蕎麦は、「長寿」を願う。
た行
読み 品目 縁起の由来
たこのうまに 蛸の旨煮 蛸は「多幸(たこう)」に通じ、「多くの幸せ」を願う。
たこのわさびづけ 蛸のわさび漬 蛸は「多幸(たこう)」に通じ、「多くの幸せ」を願う。
たたきごぼう 叩き牛蒡 神饌としての牛蒡に由来。叩いて柔らかくしたものは、開運と豊作を願う縁起物。
たづくり 田作り カタクチイワシの幼魚を飴炊きにしたもので、昔、田畑の肥料に使われたことから五穀豊穣を願う縁起物で、「五万米(ごまめ)」とも呼ばれます。
だてまき 伊達巻 形が巻物(書物)に似ていることから「学業成就」や「文化発展」を願う。
たらのうまに 鱈の旨煮 「たらふく食べられる」ようにとの願いを込めた縁起物です。
ちよむすびかまぼこ 千代結び蒲鉾 千代に続く縁を結ぶ、祝いの結び。魚のすり身を結んでいます。
ちょろぎ 千代呂木 長老喜とも書き、「長寿」や「家内安全」を願う。
つぶうに つぶ雲丹 贅沢な海産物。「豊かさ」と「華やかさ」を願う。
とりまつかぜ 鶏松風 表面にけしの実を散らすことで「松」を表現し、「めでたさ」や「松の不老長寿」を願う。
とりゆずこしょうやき 鶏柚子胡椒焼 運気を「とり」込み、代々(だいだい)健康に栄える願いを込めて。
な行
読み 品目 縁起の由来
なのはなひたし 菜の花ひたし 早春に咲く菜の花は「生命力」と「豊かな実り」を願う。
なまこぽんず なまこぽん酢 米俵に似た姿から豊かさを願う縁起物。干したなまこは別名「キンコ」と呼ばれ、お金が集まるという縁起物。
にしんこぶまき にしん昆布巻 にしんは「二親(にしん)」、昆布は「喜ぶ(よろこぶ)」に通じ、「子孫繁栄」を願う。
にんじんに 人参煮 赤い色は「魔除け」を意味する。
のざわなのまつまえづけ 野沢菜の松前漬 野沢菜の爽やかな風味と昆布の旨味を重ねた松前漬。昆布は「喜ぶ(よろこぶ)」の願いを込める。
のしうめ のし梅 もとは「気付け薬」として用いられていた。梅は厄除けと生命力の象徴であることから、健康長寿を祈る。
は行
読み 品目 縁起の由来
はかたゆずがき 博多柚子柿 柚子は体を清め邪気を払い、柿は長寿の象徴。香り高く仕立てた縁起の一品。
ばちこ(くちこ) 干子 なまこの卵巣を干した珍味。「子孫繁栄」の象徴。
はなゆりねかんろに 花百合根甘露煮 百合根は鱗片が重なっていることから「家が重なる」「子孫繁栄」を願う。花の形に飾り切りし、「華やかさ」を添える。
はなれんこん 花蓮根 穴がたくさん空いている蓮根は「将来の見通しがきく」を願う。花の形に飾り切りすることで「めでたさ」を表現。
はまぐりしぐれに 蛤時雨煮 蛤は二枚貝で対になる貝殻以外とは合わないことから「夫婦円満」を象徴。
ひめくわいに 姫くわい煮 芽が出ることから「出世」や「向上」を願う。
ひろうすに/ひりゅうずに 飛龍頭煮 人参や銀杏など縁起の良い多くの具材を混ぜて作ることから「家族の和合」や「団結」を願う。
ふぐしらこやき ふぐ白子焼 「福」に通じるふぐは「開運招福」、白子で「子孫繁栄」を願う。
ほしがき 干柿 柿は長寿の象徴であり、「福をかき集める」との願いも。
ほたてくんせい 帆立燻製 貝の形が扇を開いたような末広がりで縁起が良い。「順風満帆」に進むことを祈る。
ほつきたけのこに 穂付筍煮 筍は成長が早いことから「立身出世」を願う。
ほりかわごぼうに 堀川牛蒡煮 牛蒡は長く根を張ることから「長寿」や「家の土台がしっかりする」願いを込める。
ほんからすみ 本唐墨 出世魚のボラの卵巣を塩漬けにしたもので、「子孫繁栄」を願う。奈良時代より高級とされ「富」の象徴。
ま行
読み 品目 縁起の由来
まきゆば 巻ゆば 巻物の形から「学問」や「知恵向上」を願う。「姥(うば)」の音から長寿を願う。
まつかさいかうにやき 松笠烏賊雲丹焼 松笠の形に飾り切りし、「長寿」の願いを込める。
まつかさくわいに 松笠慈姑煮 芽が出ることから「出世」や「向上」を願う。松笠の形に飾り切りし、「長寿」の願いを添える。
まつたけうまに 松茸旨煮 神を「待つ・祀る」神聖な食べ物。
まながつおさいきょうやき まな鰹西京焼 鰹は「勝男」に通じ、「勝負運」や「立身出世」を願う。
みずなに 水菜煮 「真っ直ぐに育つ」ことから「健やかな成長」を願う。
みまきさけしんじょ 身巻鮭真丈 いかの真丈の白色と鮭の赤の紅白がめでたい縁起物。
や行
読み 品目 縁起の由来
やきふぐ 焼ふぐ 「福」に通じるふぐは、「開運招福」を願う。
やきほたて 焼帆立 貝の形が扇を開いたような末広がりで縁起が良い。「順風満帆」に進むことを祈る。
やきゆば 焼湯葉 精進料理の要として「湯葉を食するところに病気なし」といわれる。「健康」を願う。
ゆずかわ 柚子皮 柚子の香りには「邪気払い」の力があるとされる。
ゆばだわら 湯葉俵 「姥(うば)」の語呂から健康長寿を、俵の形に似せることで「豊作」や「富」を願う。
ゆばに 湯葉煮 「湯葉を食するところに病気なし」といわれる。「健康」を「姥(うば)」の語呂から「長寿」を祈る
ら行
読み 品目 縁起の由来
ろーすとびーふ ローストビーフ お祝いの席に選ばれる晴れやかなご馳走。牛は「豊かさ」「勤勉」「安産」を象徴。
ろっかくいもに 六角里芋煮 里芋は子芋がたくさんつくことから「子孫繁栄」を願う。六角形は「甲羅」を模し、「長寿」を願う。
ろぶすたーぐそくに ロブスター具足煮 海老は「長寿」の象徴。脱皮を繰り返すことから「立身出世」、鎧のような甲羅から「武運長久」を祈る。
ろぶすたーしおむし ロブスター塩蒸し 海老は「長寿」の象徴。脱皮を繰り返すことから「立身出世」として仕事運向上を願う。
わ行
読み 品目 縁起の由来
わかももしろっぷづけ 若桃シロップ漬 桃は「魔除け」や「不老長寿」の縁起物。

下鴨茶寮のおせち2027



参考:近代におけるおせち料理の形成と婦人雑誌『婦人之友』・『婦人画報』・『主婦の友』を中心に(山田慎也)
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